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執筆者の写真ケイロン・イニシアチブ

Cheiron-GIFTS 2020活用報告① 高田 千明・高田 望

更新日:7月12日

Cheiron-GIFTSの活用方法


研究者家族のキャリアパスとして、そして世界中どこに行っても家族単位として通用する事を目的とし、病院で働くための資格試験取得および子供のグローバルな教育を目指す。支援金は主にCNA試験資格取得のための学校入学および子供の米国保育園代に活用する。


Cheiron-GIFTS助成後の活動


City College of Chicago, Malcolm Xへの入学試験を通過し最終学歴の証明の提出をした時点で、新型コロナの影響により看護助手コースが全てオンライン、更に病院で行う看護実習は無期延期になると判明した。


急遽予定変更し、Malcolm Xの講師が非常勤で看護助手コースをしているThe Nirvana Instituteへ入学を決定した。 講師陣に現役のナースが含まれ、実習には『ケアチームの一員』として患者と接する充実した環境が整っていた。座学に関しては目標がハッキリ設定された徹底したコースが続いた。毎日のテストで82%以上の合格点を取得しなければ強制ドロップアウトとなる。それらを乗り越え晴れて2021年6月16日に卒業試験を終えた。その後は同じ教室で学んだ生徒と次は国家試験へ向けて一緒に勉強を続けるという新たな繋がりが生まれた。


支援により保育所に通う息子はスクスク育ち、そこで出会ったインド人の女の子と毎日仲良く遊んでいる。更に子供同士の繋がりが、親同士の繋がりも生み出した。実は親同士同じ学校ノースウェスタン大学に通い、医療貢献を目指していた事が後で判明した。この家族支援のお陰で学業および子供の教育共に充実している。


採択者からの一言


この度はCheiron-GIFTS 2020の受領により、予想を上回る可能性を切り開く事ができました。目標達成への大きな一歩を踏み出す支援を下さったNPO法人ケイロン・イニシアチブの皆様に深くお礼申し上げます。今後も、この制度が研究者家族の留学チャレンジとその将来への大切な支援となる事を祈願いたします。









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