Cheiron-GIFTS 2022 第2位 

息子と二人で留学する妻が研究時間を創出するための、スクールプログラム受講等の費用調達


                                    百瀬莉恵子 研究者家族の問題は、申請者の研究時間の確保です。申請者は六歳息子と二人で留学するため、単身で育児・家事・研究生活をこなさなくてはいけません。しかし子供の学校の時間割による制約があり、研究者の研究時間は留学前と比べ半減 し、研究生活に多大な支障が出ることがわかりました。そこで本助成を活用し、息子をスクールプログラムに参加させます。これにより申請者の研究時間が創出され、有意義な留学生活を送ることができます。


現在の社会情勢や金銭的な不安がある中で留学を実行したことに関し、申請者は挑戦を感じていると共に夫と子供への後ろめたさを抱えていました。しかし今回の貴財団による支援は、そうした申請者が抱えるネガティブな気持ちを払拭する一助となりました。いただいた機会を活かし、何事も前向きに楽しみながら悔いなく過ごせる留学にできればと思います。また家族は物理的に離れて過ごすことになり ますが、異なる環境の中でそれぞれが人として成長できればとも思っています。


この度は貴法人の研究者家族留学支援イニシアチブに採択していただき ましたこと、大変光栄に思います。今回の留学によって得た経験を広く共有し、次世代の研究 者の挑戦を少しでも後押しできればと思います。










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