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執筆者の写真ケイロン・イニシアチブ

イギリスでの日本人同士の日本方式での婚姻手続

更新日:2020年5月9日

①情報提供:SK ②情報時期:2019 ③留学先 :イギリス・ロンドン ④家族構成:研究者+専業主婦/夫、配偶者のみと同居 ⑤課題分類:家族全体の課題: 健康・医療 or ビザ・保険等手続き or 引越・移転 ⑥解決策 :日本国大使館、GOV.UK ⑦リンク :https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index_000051.html

⑧エピソード:

カップルとしてロンドンに2018年9月から留学し、2019年1月に結婚しました。この投稿では、ロンドンでの日本人同士の婚姻手続の概要と留意点をご紹介します。


1. 手続概要は大使館サイトを参照

婚姻手続の概要は在英国日本大使館のサイト(https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index_000051.html)に詳細な説明があり、婚姻届もこのサイトからダウンロードできます。双方の戸籍謄(抄)本は日本の市町村への取寄せが必要なので、渡英後すぐに結婚予定の方は、予め日本から持参してくると便利です。なお、証人欄は日本人でなくとも署名可能ですがカタカナ表記を付す必要があります。届出~戸籍の反映まで約2ヶ月かかります。


2. 姓や本籍地が変わる場合にはパスポート・BRP*変更手続が必要

本籍地が変わる場合にはパスポートの変更(要新戸籍取寄せ)、女性はさらにBRP(又はビザ)の氏名変更(要marriage certifiate、日本大使館で取得可)が必要です。短期で帰国予定の場合には、パスポートとBRPをそのままにしておく人もいるようですが、私たちは2019年秋にドイツに移住する関係でドイツのビザの申請が必要だったこともあり、変更手続をしました。

パスポートの変更は日本大使館が1週間程度で対応してくれますが、GOV.UKによるBRPの変更には時間と費用がかかるので要注意です。私の場合は、申請料 £180.20(2019年時点)に追加料金 £260 を払って優先的に面談してもらい、申請~新しいBRP取得まで1ヶ月半かかりました。ビザの変更手続中の海外旅行は控えるようにとのことで、旅行の予定と被らないように手続を進める必要があります。(https://www.gov.uk/change-circumstances-visa-brp)


*BRP:Biometric Residence Permit(生体認証付在留許可カード)6ヶ月以上のイギリス滞在の申請をする場合や、ビザを6ヶ月以上に延長する場合などに発行される身分証明書のこと。



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