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Cheiron-GIFTS 2021 第5位 

執筆者の写真: ケイロン・イニシアチブケイロン・イニシアチブ

コロナ禍で全ての授業がオンラインへと切り替わる中で、実験教材に取り組んでいた娘の「科学館のサマースクールに参加したい。科学者になって病気を治せるようになりたい」という希望を叶えるため、バークレーのローレンス科学博物館が主催する夏季講習への参加に本助成金を活用する


後藤 美紀子(代表者)、後藤 聡(研究者)

COVID19パンデミックの影響で現在6歳の娘が通う学校では、すべての授業がオンラインへと切り替わりました。カルフォルニアは感染状況が厳しく、公園の遊具は全面使用禁止となり、友達に会うことすらできない日々が続きました。少しでも自宅で学ぶ時間を作るために実験教材を購入し、一緒に取り組むようにしました。その影響からか、娘から「科学館のサマースクールに参加したい。科学者になって病気を治せるようになりたい」と希望がありました。


バークレーが世界に誇るローレンス科学博物館が主催する3週間の夏期講習で、世界最高峰の科学を体験することは、将来の大きな夢に繋がると確信しています。今回、「研究者の家族の科学・技術・芸術に関する教育」という支援テーマにおいて、是非とも娘が興味を示している科学館の夏期講習を始めとした学ぶ機会を提供したいという思いから本助成制度に申請させていただきました。本助成金は、子供へのギフトとして夏期講習を提供でき、さらに2年間現地の学校に通った娘の日本語力をサポートするための週一回の日本語学校への学費とさせていただきたく存じます。この夏の経験を大いに楽しんでほしいと願っています。


本助成への申請は、海外留学に挑戦する研究者家族にとって、自分たちの求める家族像や将来のキャリアを考える大切な機会を与えてくれました。これからも海外で挑戦を続ける研究者の方々とそのご家族様の大きな一歩をサポートしてくれる制度だと確信しております。最後になりましたが、NPO法人ケイロン・イニシアチブの関係者の皆様とご支援くださった方々に、改めて深くお礼申し上げます。誠に有難うございました。









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