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【活用報告】Cheiron-GIFTS 2022 第5位 

私の妻は、私の留学が決まった時に乳がんと診断された。当時2歳の息子を抱えて、過酷な闘病生活が始まった。妻は私の留学を一緒に応援したいと切望し、主治医との合意の元、日本での通院を3か月に1度約束したが、COVID-19の流行により帰国が困難となり、現地での治療を受けざるを得なくなった。言葉や習慣の異なる異国の地での治療は、保険の適応もなく、困難なものであった。それにもかかわらず、妻は私が研究に打ち込むことを支え続けてくれた。本助成金は、妻の医療費や経済的な問題の解決に充てたい。


                                   小林 慧悟 私たち家族は、本助成金を妻の医療費に計画通りに使うことができました。最初は不安に包まれた日々でしたが、今ではこちらでの生活にも慣れ、特に妻と子供は多くの友人に囲まれて、充実した時間を過ごしています。

また、妻がこの地で出会った友人の中には、イギリスから移住してきた方で、妻と同じ境遇を経験した方がいることがわかりました。彼女も妻と同じく病気の不安や困難に、家族とともに立ち向かっていました。

最近では、妻はその友人と共に小児がんのチャリティーイベントに参加するなど、積極的にがんサバイバーとしての姿勢を示しています。妻の勇気と決意に触発され、私と息子も勇気をもらい、日々の生活に感謝し、些細な幸せを大切にするようになりました。


この助成金は、私たちにとって日本からの温かい応援の象徴であり、励ましの声でした。私たちはこの応援の声を無駄にすることなく、大切な家族や友人たちとともに、より充実した人生を歩んでいく決意です。

私たちは、これからも妻の治療と回復を支えながら、互いに助け合い、笑顔と感謝の日々を築いていきたいと心から願っています。本助成金が私たちの未来に新たな希望を与えてくれたことに深い感謝を抱きながら、一歩ずつ前進していきます。


妻は、病気を抱えながらも、研究者の家族として帯同するという大きな決断をしました。Cheiron-GIFTSのご支援により、私たちと同じような境遇の家族が、研究留学を諦めずに、一歩前へ踏み出す一助となれば幸いです。








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