Cheiron-GIFTS 2025 第4位
- ケイロン・イニシアチブ

- 7月16日
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腸の再生医療に取り組む研究者の海外留学に帯同した配偶者が、現地でのキャリア継続・成長のため、「SHRM-CP(世界水準の人事専門資格)」の取得を目指す。
髙橋 志帆(代表者)、髙橋 純一(研究者)
私は一貫してHR領域でキャリアを築いてきましたが、夫の研究留学に伴い渡米したことで、新たな環境でキャリアを模索することになりました。現地では専門職として働く帯同者が少なく、ロールモデルも不在でした。試行錯誤の末、現地企業でHR職に就くことができましたが、日本と米国では労働法や雇用慣習が大きく異なり、現地で通用するHRの知識と技能がなければ、これ以上のキャリア継続・成長は難しいと痛感しました。そこで国際的に認知されたSHRM-CP資格の取得を決意しましたが、学習ならびに受験にかかる費用負担は大きく、家計からの捻出は困難でした。そのため本助成金を活用し、資格取得を目指しています。私は、この帯同期間を、研究留学中の夫だけでなく、家族全員が豊かな学びを得られる時間にしたいと願っています。自身のキャリアを高めるとともに、得た収入を子どもの教育や現地での多様な体験に充て、彼女が将来の夢を育める環境を整えていきたいと考えています。
この度、このような貴重なご支援をいただけることに、心から感謝申し上げます。私は、研究者の家族・パートナーに寄り添う本助成金の趣旨に深く共感し、応募いたしました。帯同期間中、私のようにキャリアに悩む帯同者は少なくなく、また様々な制約がキャリア継続を難しくさせています。私自身がその一例として新たな挑戦に踏み出すことで、同じような悩みを抱える方々にとって希望や可能性を感じるきっかけとなれば大変嬉しく思います。








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