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Cheiron-GIFTS 2025 特別賞4

更新日:7月17日

フランスの子ども家庭福祉を専門とし、日本における子ども家庭分野の社会課題解決の手がかりを得るため10年来フランスにて調査を続け、日本に向け発信をしている提案者が、助成金を活用し、子どものサマーキャンプ・アクティビティ、および国際学会参加、日本での講演会を開催する。


                            安發明子(代表者・研究者)

日本における子ども家庭分野の社会課題解決の手がかりを得るため10年来フランスにて調査を続け、日本に向け発信をしている。今年は8週間の娘の夏休み期間中にサマーキャンプや日中のアクティビティに預けて調査の実施と、国際学会に参加したい。また、成果を広く日本に伝えるため一度は帰国し講演会やイベントを実施したい。


日本で生活保護担当として親子支援を十分実施できず、子どもの育ちを守る手立てが不十分であると感じた経験からフランスを拠点に調査と発表を続けている。最新の幅広い情報に接する必要があり日本を拠点とすることは困難である。しかし、研究助成は日本を拠点とすること、日本の授賞式に参加すること、年齢制限など条件が合わず、フランスの研究機関所属についてはフランスで希少である日本についての研究をすることが求められ、研究者としての資金獲得は模索中である。子育て支援の発展や、未成年の自殺予防には社会へのアクションを続け、文化そのものを変えていく必要があるため、関連する書籍の翻訳や、取材協力など幅広い無償での活動が要求される。軸となる研究を続けながら社会を改革するための活動を続けている。夫は飲食業で夜間・土日・バカンス期間に家を不在にするため、一人で子育てをしながら研究と活動、仕事をしている。


■活動内容についてはこちら:akikoawa.com


2回目の受賞、感謝しております。子どもは9歳になりましたが、一人置いて数日間国際学会に行けるようになるにはまだあと数年あります。小学3年生になり漢字も一気に難しくなり日本語学習のサポートも大変になってきました。海外での研究と子育て、余裕はないままですが、素敵な賞を企画してくださる方々がいることが励みになります



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