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執筆者の写真ケイロン・イニシアチブ

Cheiron-GIFTS 2023 特別賞1 

昆虫の生理・生態学を専門とする研究者に帯同する代表者が テレワークでキャリアを継続するため、こどもの保育・教育費用に活用


                    上原彩乃(代表者)、上原拓也(研究者)

【家族の抱える問題】研究者に帯同し渡米した代表者は、引き続 き日本の会社に所属し、テレワークにより勤務を継続しています。 幸い会社の理解も得られ、キャリアを継続できていますが、こども 二人の学校の終了時間が早く、日本で生活していた頃と比べて、 就業時間を十分に確保できていません。代表者の就業時間を確 保するために、研究者に対して、研究活動を早めに切り上げて帰 宅するように相談せざるを得ない日が週に1〜2日発生していま す。


【本助成金の活用計画】本助成金を活用してこども二人を週に1 日程度アフタースクールへ通学させ、代表者の就業時間を確保し ます。


【留学中の家族の理想的なあり方】研究者の留学は、家族にさまざまな好機をもたらします。一例として、 渡米前と就業環境が変化した代表者は、業務への取り組み方や今後のキャリアについて自然と見直すよう になりました。私たち家族は、こどもを含む家族全員にとってwin-winな留学を目指していくことが大切だと考 えています。


【謝辞】一時は代表者のキャリア中断も検討しましたが、本助成金制度の存在が「研究者の留学」と「代表 者のキャリア継続」の両立を後押ししてくださいました。今後は、テレワークにより海外でキャリアを継続する 研究者家族が増えていくと推測され、本助成金制度の意義はさらに深まっていくと考えられます。この度は ご支援いただき、誠にありがとうございました。









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