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Cheiron-GIFTS 2025 第2位

小児泌尿器科の研究者の留学に帯同する申請者が、Cheiron-GIFTSを活用し、子育てと博士号取得によるキャリア継続の両立をすすめる。


                      松山 和広(代表者)、松山 聡子(研究者)

私の目標は帯同者として子育てと博士号取得を両立し、妻の研究を助けることです。私は妻とともに米国に滞在し、新生児の娘を育てながら博士課程に在籍しています。授業と研究は対面参加が必須です。育休は大学院に前例がありません。昨今の情勢変化により研究成果の早期提出も求められ、休業は困難です。妻と調整しましたが、週2日で計8時間の外出が重なります。高額なデイケアは家計を圧迫し利用できません。本助成金で州認定ベビーシッターを週8時間雇い、保育負担を軽減します。これにより研究時間を確保し、論文2報の投稿とコースワーク修了を目指します。学内・州の既存支援は要件に不適合で代替案はありません。本支援により博士課程と子育てを同時にこなすことができ、この経験と研究成果を翌年の報告会で共有し、帯同男性のロールモデルとなるように研鑽を積んでいきたいです。


私は男性帯同者の理想として夫を中心とした子育てと研究の両立を全力で目指します。妻は助成金も獲得し、研究者として研究成果を順調に発表しています。また、不妊治療・妊娠・出産を抱えながらもUJA代表理事としてUJA大会を盛会に導きました。私は妻の今後の成功を信じてやみません。私は博士号の取得で研究能力を高め、育児をリードすることが、互いを高め合う方法だと確信しています。そういった柔軟な家族の形を体現し、家族が互いの良いところを伸ばし合う生き方を娘に見せ続けたいと考えています。



■Acknowledgement

Dr. Vikram Ravindra, Dr. Tetsuo Shoda, Dr. Kenneth M. Kaufman, Dr. Tony De FalcoDr. Kasumi Osonoi, Dr. Richard J. Taylor, Dr. Mari Yamaguchi, Dr. Shingo Yamada, Dr. MollyAhye, Dr. Yuichiro TanakaDr. Satoko Matsuyama



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