Cheiron-GIFTS 2026 第5-2位
- ケイロン・イニシアチブ
- 8 時間前
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陶芸作家としてキャリアを継続するため、制作環境を確保したい。また、伝統技法の講座等で新たな技術を身につけながら、マーケットへの出展や販路開拓も行いたい。
浜田 玲(代表者)、小野 宏晃(研究者)
私は大学・研究所で陶芸を学び、陶芸作家として活動を始めた矢先にパートナーの研究留学に伴い英国へ帯同することになりました。見知らぬ土地で生活を始めるだけでも大変でしたが、ここで自分が我慢し制作を中断したら将来絶対に後悔するだろうと思いました。またやっと身につけた技術を失ってしまうという不安もありました。幸い自分1人で作業ができるのですが、大きな課題は制作場所と設備です。近隣のシェアスタジオはキャンセル待ちが続き、借りられたとしても高額で現在の円安の中では現実的ではありません。そこで自宅に簡易的に設備を整え、急ぎ制作を再開しようと考えました。現在は、まず作業台を準備して、こちらの材料を研究し始めたところです。
海外生活では帯同者が個人の仕事や活動を続けることはとても重要だと感じています。私の場合は地元のアーティストと知り合う中で、当初苦手だった英語でのコミュニケーションにも積極的になり、無料の英会話クラスへも参加し始めました。地元のつながりは本当にありがたく、知人友人が増えてからは地元の生活事情やニュースを教えてもらうことも増え、海外生活の不安がぐっと軽減されています。今後はこちらの伝統技法の習得、販路開拓を目指し、生活面だけでなく経済面でもパートナーと共に歩んでいける関係を目指しています。
家族のためであっても、仕事や社会での役割・繋がりを丸ごと手放すことは容易なことではありません。帯同者の困難や頑張りを応援するこちらの取り組みを知り、とても勇気づけられました。採択いただき、本当に嬉しく、心から感謝しています。貴法人の取り組みによって海外に挑戦する研究者とその家族が少しでも増えることを願っています。

